あれは何年前だったか
大学時代からネットで交流のあった友人しんじ君と初めてのオフ会をした時の出来事だった。
その日、僕たちは五反田で待ち合わせた。
その頃からぼくは東京に住んでいたが、五反田に来たのは初めてで
しんじ君も当時名古屋に住んでいたので、五反田は初めてだった。
だが、五反田待ち合わせで大正解だった。
オフ会は17時からだった。
でもぼくとしんじ君は14時頃に待ち合わせた。
早めに東京についたしんじ君と17時まで時間を潰そうとしたのである。
しんじ君とはTwitterやスカイプで数年の交流があったが、会うのはこの日が初めて。
ぼくは少し緊張して待っていた。
駅前で待っているとしんじ君から連絡が来た
「歩道橋を渡って駅前に向かっている」と
歩道橋をのぞくとしんじ君が見えたので、ぼくも歩道橋へ向かった。
歩道橋でしんじ君と目が合った。
しんじくん「あ、どうも初めまして。ぼくさんですか?」
ぼく「あ、どうも初めまして、どうも僕です。」
・・・・・
しんじくん「よし、風俗行くか」
ぼく「行こう」
出会って5秒で風俗
しんじくんが新幹線で東京へ向かう間に何をして時間を潰すか相談していた。
とりあえずオフ会へ向かいやすい五反田で待ち合わせることにしていた。
ぼくは五反田について、風俗多そうのイメージしかなかった。
しんじ君も五反田について、風俗多そうのイメージだった。
そして、二人とも風俗童貞だったのである。
「 風俗童貞・・・卒業しちゃいますか・・・・」
ふたりの結論だった。
その結果が「出会って5秒で風俗」 である。
予算的にエッチ目な出張マッサージにしようという話になっていた。
問題は、どういうマッサージにするかだった。
・前立腺マッサージ
・乳首専用マッサージ
ぼくらは前立腺は未体験、乳首は性感帯という特徴が一致していたので
この二つのどちらかで迷っていた。
論点はこうだった。
・前立腺は、すこし痛そう、ちょっとこわい、好奇心そそられる
・乳首は、果たして乳首だけでいくことができるのか、ちょっと値段高め、乳首は最高乳首はいいぞぉ
初めての風俗だし前立腺っしょ!!!!
ぼくらは出会って1分で前立腺マッサージ風俗に入店した。
つづく

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